14系北陸を作る

お久しぶりです(そんなに経ってませんが)。

とある人と話してて急に書きたくなったのでほぼ殴り書きですがまとめておこうかと思います。予告していたものじゃないけど許して……。あとバーボン飲みながら書いてるので誤字脱字あったらこそっと教えてね♡

 

さてはて何の話かといいますとT社の14系14型のお話です。15型の給油口位置は実は間違っていたりといった細かなところばかりつついて何もしないと怒られてますので治す気になれば治したいなあとか考えてますが……とりあえず今回は14型のお話。

 

戻りすぎると帰ってこれなくなってしまいますから、今日は14系北陸に絞ってお話をしようかと思います。

 

1.製品の解説

最初に出ました製品はT社のさよなら北陸です。この製品、個室車に関しては完璧なんですが……開放寝台が少し難ありで、側面のルーバー、側灯、方向幕位置が15型、妻面は九州車特有の雨樋が再現されており……つまり流用ってことですね……何とも惜しい製品ですね。

ただしオハネ91だけは新規だったので側面位置以外は正規なようです。

 

次に出た製品が最新作となっている通常品の北陸セットですね。こちらのセット、個室車は前述の通り完璧、そしてスハネフ14の側面も一部改修されました。とはいえ妻面は九州車のまま、側灯位置もそのままという落とし穴……。さらにはしごパーツも追加になりました。大出世ですよね。このはしご、実は開閉ができ、全部が開いてることはほとんどないので、室内灯を入れるなど目立たせたい際は一部を閉じているように再現するのもいいかもしれませんね。

 

そしてスハネフ14とオハネ14の側灯位置とスハネフ14の妻面まで改修されたのが出雲2号3号セットからですね。その後のリゾート白馬セットも同様です。なので私はこの2セットから開放寝台をかき集めて北陸を組成したわけですね(そのうち現行金型で出そうだけども)。エラーと聞いて、余り物で組めるし……とついつい組んだだけの暇人向けな手法です。当然こちらのセットたちもはしご付き。

 

個室車諸々は何人かのオタクに頭を下げて譲ってもらいました、本当にありがとうございました……(会った時にまたお礼させてください)。

 

2.現行金型の研究

ここからは細かい模型の仕様の話をしましょう。ここでは出雲2号3号リゾート白馬セットだけの話をします(尾久車の話がベースなので)。

どちらのセットも非常口は平滑に埋められていて元々の窓だけが残ったものになっています。

table1.セット構成の詳細

洗面所窓は少しややこしいのですが、table1のようになっています。なので貴重な車両は出雲2号3号基本セットのスハネフ14リゾート白馬セットのオハネ14かと思います。すなわち、洗面所窓のあるスハネフ14と洗面所窓のないオハネ14は手に入れる難度が少し高いわけですね。おまけに2022年8月現在では出雲2号3号セットは基本増結共に高額です……。

 

3.模型と実車のすり合わせ

では北陸編成を組むのであればどのように集めればいいのか、という問題に直面します。実車の形態(table2)を見ながら考えましょう。

 

水切りがあるスハネフ14 20を除いた9両のうち3両が洗面所窓無し、6両が洗面所窓有りになっており、1:1で組みたい、余裕があれば洗面所窓有りのスハネフ14を多く組み込みたいところですね。最盛期にはスハネフ14は4両組込でしたから有:無を3:1にしたいところ、晩年は2:1ですかね。晩年はスハネフ14にアンテナが増えるのも気を付けたいところ……(アンテナ位置までは年代的に興味がないので調べてません……すみません……。きっとみんな同じ……知らんけど)。

オハネ14に関しては後年(2003年以降)は1両が洗面所窓を閉塞されているので、最盛期であれば有:無を1:1にしたいところ、晩年はどちらかお好みで組み込んであげればいいかなと思います。

table2.実車の詳細

ここからほぼ余談なんですが、スハネフ14の塗分け位置も明記しておきました(自分で書いた煙突の位置、間違ってそうなので模型の方を見てください……すみません)。あくまでも目視なのでズレはあるかもしれません……。雨樋の先まで屋根色の車両を赤、真ん中で止まっている個体を橙、煙突部で止まっている個体を黄、クーラーまでの個体を黄緑と表記しているので参考までに。

埋まっていないところわかる人は一部でも教えてもらえると幸いです。

 

4.模型紹介(適当)

ここまで長くなりましたので自分が作った北陸を軽くご紹介……。細かい表記やらは入れられていないので未完成扱いですが……。

ウェザリングやらはちょっとやらかしたところもあるので優しい目で見てもらえると助かります。では紹介へと参りましょう。

 

ちまちま集めて最盛期の12両を組めるようにしてあります。クーラーが全車更新され、しばらくたったであろう1996~1999年頃の編成ですね。

 

分かりにくいですが検査明けを再現してクーラーに艶を出している車両もいます。

 

上で長々書いた通りで、スハネフ14は洗面所窓有:無を2:2か3:1にしたいということで、種車の兼ね合いで2:2にしてます。同様にオハネ14も1:1にしてます。

また、お気づきかもしれませんが、Hゴムの色を混ぜています。白ゴム車を除けば晩年(2000~2006年頃)の編成になるようにしてあります。

 

スハネフ14はこんな感じで汚し分け。実車を参考にしましたが……修練をさらに積もうかなと。

 

奥から32,31,27,30ですね。屋根の塗り分けをしています。元々の製品は奥2両の塗り分けです。青20号はグンゼのGX5ベースに適量の***を加えたものがピッタリでした(***は企業秘密なのでブログ末尾のformまで)。table2の煙突位置が後ろすぎなのでこっちを参考にしてもらえるといいかもしれませんね……なんか本当にすみません……。

 

このスハネフだけ北陸のヘッドマークを入れてます。編成最後尾に入れるようにダミーカプラーにしたりと結構手間がかかっていたりするんですが、走ってればそんなことまあわかりませんね……。

 

箱はわざわざ耐久性能のいい旧箱に、あの時(覚えているオタク入るのだろうか)買ったさよなら北陸のスリーブを入れてます(中身は元からないので本当に箱だけという)。

 

ってことで14系北陸(1996~1999年)でした。

 

何かあれば下までどうぞ。

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