怪しいマリンライナーを作りました
おはようございます。こんにちは。こんばんは。一年ぶりなのでお久しぶりです~って話をしたいところですが、長ーくなりそうなので割愛します。
世間一般でいう所の怪しい電車ってなんぞって話なんですが、唐突ですが5000系,223系マリンライナー作ってみました。なぜか3連と3+2連を買ってしまったんですよね(すっとぼけ)。なので、3+3+2連を組もうと思います(壊れた思考)。2003年8月に試運転、同年年末、翌年年始に運用された編成とちょうど該当編成だったのでウッキウキで計画建ててました。試運転はM2+M1+P6編成だったのでその編成を組みます。
特に加工するつもりはないので、新車仕様で塗装しました。
プラの質感が出てるのが大嫌いな変人なので床下と屋根上は全塗装です。あとこまごまとしたところも再塗装……。まあわかんないと思います。いじった部分一覧は以下の通り。
・C#5102スカートを製造初期のスカートに改造
・C#5001,C#5002,Tc’222 5006,Mc223-5006の前面黒部分を再塗装
・各車車輪を黒染車輪に交換
・TN含め床下機器、台車、幌、屋根、クーラー、パンタグラフを再塗装
・窓断面が目立たないように窓パーツを黒塗装
・種別表示、行先表示を裏貼り、優先座席表記を表貼り
・運転台部分を再塗装
スカート部分の車番、運転席部分の編成表記、ドアステッカーはやろうと思いますが、今のところ使えるものがないのでこちらは追々……。車端機器は未定です。
また方向幕と行先表示はちょこっと遊び心を……ということで側面は全車、種別表示は快速マリンライナー、行先表示は無表示(走行中は消えるので)にしてます。
C#5002 顔を出す予定が一切ないので無表示
Tc’5006 顔を出す予定が一切ないので無表示
Mc5006 試運転
編成の組み方は以下の通り
色々組めるように全面表示を弄ったわけで……。
ということでお写真を……。
まずは5100の比較から。
C#5102は運用開始時の姿にしています。C#5101は最近までのよく見る姿なので見覚えはありますよね。
少しわかりにくいと思いますがライト位置が悪かったので修正して実車どおりのライトケースにしておきました。
連結面はこんな感じに……。実物を見てみたかったもの。
ということでこんな感じになりました。ひとまずこんなものでいいかなと……。内装までやる日が来たらいいですね(遠い目)
おまけをば……。
来月頭にまた更新予定……お楽しみに!(きっとやる)
四国2000系を簡単に(適当という)調理した話
少し時期があきました……。更新するはずが更新するものができていません()
夏休みはデータシバきで溶けていって、秋冬は死んでいるので今のうちに軽く記事を書いておきます。
これはとっくの前に完成して、そのまま友人に押し付けました(単純かつ純粋に飽きた)。
完全に完成する未来が見えなかったのでまとまった段階で渡した感じですかね。
ってことで本題に。
今回作ったのは四国2000系です。製品のままでダサいとまでは言いませんが、せっかくの屋根がなんだか製品状態ではさみしい気がしました。アンテナはいつも通り太く、実車にはウォークウェイが塗り分けられていますが製品は省略。じゃあやるしかないじゃないですか。
写真撮り忘れました。加工内容は製品のアンテナsの撤去、あまりお金をかけたくなかったのでT社のアンテナsを加工して取付。無線アンテナは根本から撤去しそこにそのまま取付。信号炎管は嵌めてから裏から瞬間接着剤で位置固定。
屋根の塗装です。G社ニュートラルグレーⅡ,Ⅲの混色で一度処理、テープとゾルを用いてマスキングをして同様にピュアブラックで塗装。
その後、ピュアブラックを簡単に吹いて排煙を再現。排気管も再塗装しておきました。
いつも通り、クーラーとベンチレーター、床下、スカートは別に塗装してあります。
あと中間の2100は開口部が大きな残念なスカートが採用されているので全車TN化、スカートの開口部の小さなものに交換しました。床下も簡単に茶色系3色、黒系2色でウェザリングして完成。写真見ながら作ったはずがちょっと(当社比)違うものになってしまったような()
という感じになんやかんやして完成です(適当)
2100と2200一両は台車検査明けにしてあります。
今回の反省点は二つ。
最後までモチベが続かなかったこと。あとHMが奥まっていてダサいので何とかしたかったんですけど案が思いつかずあきらめ……。
もう一つは屋根塗装の際にグレーの濃度が少し高かったようです。
前者はさておき、後者は簡単に修正できる内容なのでこれからに生かしたいところ……。
ウェザリングもまだまだ修行が必要です。
今回はこれくらいにしておきます。
次の記事……年内に書けたらいいですね……。
14系北陸を作る
お久しぶりです(そんなに経ってませんが)。
とある人と話してて急に書きたくなったのでほぼ殴り書きですがまとめておこうかと思います。予告していたものじゃないけど許して……。あとバーボン飲みながら書いてるので誤字脱字あったらこそっと教えてね♡
さてはて何の話かといいますとT社の14系14型のお話です。15型の給油口位置は実は間違っていたりといった細かなところばかりつついて何もしないと怒られてますので治す気になれば治したいなあとか考えてますが……とりあえず今回は14型のお話。
戻りすぎると帰ってこれなくなってしまいますから、今日は14系北陸に絞ってお話をしようかと思います。
1.製品の解説
最初に出ました製品はT社のさよなら北陸です。この製品、個室車に関しては完璧なんですが……開放寝台が少し難ありで、側面のルーバー、側灯、方向幕位置が15型、妻面は九州車特有の雨樋が再現されており……つまり流用ってことですね……何とも惜しい製品ですね。
ただしオハネ91だけは新規だったので側面位置以外は正規なようです。
次に出た製品が最新作となっている通常品の北陸セットですね。こちらのセット、個室車は前述の通り完璧、そしてスハネフ14の側面も一部改修されました。とはいえ妻面は九州車のまま、側灯位置もそのままという落とし穴……。さらにはしごパーツも追加になりました。大出世ですよね。このはしご、実は開閉ができ、全部が開いてることはほとんどないので、室内灯を入れるなど目立たせたい際は一部を閉じているように再現するのもいいかもしれませんね。
そしてスハネフ14とオハネ14の側灯位置とスハネフ14の妻面まで改修されたのが出雲2号3号セットからですね。その後のリゾート白馬セットも同様です。なので私はこの2セットから開放寝台をかき集めて北陸を組成したわけですね(そのうち現行金型で出そうだけども)。エラーと聞いて、余り物で組めるし……とついつい組んだだけの暇人向けな手法です。当然こちらのセットたちもはしご付き。
個室車諸々は何人かのオタクに頭を下げて譲ってもらいました、本当にありがとうございました……(会った時にまたお礼させてください)。
2.現行金型の研究
ここからは細かい模型の仕様の話をしましょう。ここでは出雲2号3号とリゾート白馬セットだけの話をします(尾久車の話がベースなので)。
どちらのセットも非常口は平滑に埋められていて元々の窓だけが残ったものになっています。
洗面所窓は少しややこしいのですが、table1のようになっています。なので貴重な車両は出雲2号3号基本セットのスハネフ14とリゾート白馬セットのオハネ14かと思います。すなわち、洗面所窓のあるスハネフ14と洗面所窓のないオハネ14は手に入れる難度が少し高いわけですね。おまけに2022年8月現在では出雲2号3号セットは基本増結共に高額です……。
3.模型と実車のすり合わせ
では北陸編成を組むのであればどのように集めればいいのか、という問題に直面します。実車の形態(table2)を見ながら考えましょう。
水切りがあるスハネフ14 20を除いた9両のうち3両が洗面所窓無し、6両が洗面所窓有りになっており、1:1で組みたい、余裕があれば洗面所窓有りのスハネフ14を多く組み込みたいところですね。最盛期にはスハネフ14は4両組込でしたから有:無を3:1にしたいところ、晩年は2:1ですかね。晩年はスハネフ14にアンテナが増えるのも気を付けたいところ……(アンテナ位置までは年代的に興味がないので調べてません……すみません……。きっとみんな同じ……知らんけど)。
オハネ14に関しては後年(2003年以降)は1両が洗面所窓を閉塞されているので、最盛期であれば有:無を1:1にしたいところ、晩年はどちらかお好みで組み込んであげればいいかなと思います。
ここからほぼ余談なんですが、スハネフ14の塗分け位置も明記しておきました(自分で書いた煙突の位置、間違ってそうなので模型の方を見てください……すみません)。あくまでも目視なのでズレはあるかもしれません……。雨樋の先まで屋根色の車両を赤、真ん中で止まっている個体を橙、煙突部で止まっている個体を黄、クーラーまでの個体を黄緑と表記しているので参考までに。
埋まっていないところわかる人は一部でも教えてもらえると幸いです。
4.模型紹介(適当)
ここまで長くなりましたので自分が作った北陸を軽くご紹介……。細かい表記やらは入れられていないので未完成扱いですが……。
ウェザリングやらはちょっとやらかしたところもあるので優しい目で見てもらえると助かります。では紹介へと参りましょう。
ちまちま集めて最盛期の12両を組めるようにしてあります。クーラーが全車更新され、しばらくたったであろう1996~1999年頃の編成ですね。
分かりにくいですが検査明けを再現してクーラーに艶を出している車両もいます。
上で長々書いた通りで、スハネフ14は洗面所窓有:無を2:2か3:1にしたいということで、種車の兼ね合いで2:2にしてます。同様にオハネ14も1:1にしてます。
また、お気づきかもしれませんが、Hゴムの色を混ぜています。白ゴム車を除けば晩年(2000~2006年頃)の編成になるようにしてあります。
スハネフ14はこんな感じで汚し分け。実車を参考にしましたが……修練をさらに積もうかなと。
奥から32,31,27,30ですね。屋根の塗り分けをしています。元々の製品は奥2両の塗り分けです。青20号はグンゼのGX5ベースに適量の***を加えたものがピッタリでした(***は企業秘密なのでブログ末尾のformまで)。table2の煙突位置が後ろすぎなのでこっちを参考にしてもらえるといいかもしれませんね……なんか本当にすみません……。
このスハネフだけ北陸のヘッドマークを入れてます。編成最後尾に入れるようにダミーカプラーにしたりと結構手間がかかっていたりするんですが、走ってればそんなことまあわかりませんね……。
箱はわざわざ耐久性能のいい旧箱に、あの時(覚えているオタク入るのだろうか)買ったさよなら北陸のスリーブを入れてます(中身は元からないので本当に箱だけという)。
ってことで14系北陸(1996~1999年)でした。
何かあれば下までどうぞ。
工業塩用FRPコンテナとトラ70000を作る
お久しぶりです。
今回はトラ70000で輸送されていた工業塩輸送専用のFRPコンテナを触っていこうと思います。
そもそも何なんだそれという方のために簡単に説明をば…。
上越線の渋川と神奈川臨海鉄道の横浜本牧間では工業塩が鉄道輸送にて運搬されていたそうで、その際に長らく使用されていたのが今回作成する塩コンテナである。
最初はトキ25000やトラ45000、トラ70000が使用されており、それぞれ6個積み、3個積み、4個積みである。
後に鉄道コンテナ(UM30S-85400)でFRPコンテナを運搬するようになる。
工業塩の輸送先は渋川にある工場だそうで、電気分解の塩(えん)として用いていた。
cf.工業塩輸送 http://www.kururin.jp/tsushin/salt.htm
ということだそうです。これ、「しお」コンテナではなく「えん」コンテナでは?とかしょうもないことを考えていましたが、とりあえず作っていきます。
このFRPコンテナ自体はカワマタさんと甲府モデルさんから出ているようですね。
カワマタさんはホワイトメタル製で積載時の再現なので返空にはあまり向きません。
個人的にはペーパーはHOスケールでやっと粗が目立たないものだと考えているので、Nスケールでは不採用にしがちです。Nスケールではどうしても直角の出し方や紙感の消し方が非常に難しく、そこが気になってしまいます…。強度面はあまり不安がない印象です。今回のように凹凸の表現があるものは紙の薄さが災いして不向きなのかなとも感じます。
ということで今回はカワマタさんのコンテナを加工していきます(実は自分のではない)。
今回加工するコンテナは半分が既に塗装済でしたが、色が全く違ったのでIPA処理して塗膜を剥がしてしまいました。またホワイトメタルの性質上、表面が全体的に凹凸であるのでやすりがけをしてなるべくホワイトメタルの欠点を消してみました。
処理後はキッチリと洗浄しました。ホワイトメタルは含鉛金属ですから、やすりがけはなるべく水研ぎで行う、洗浄は少量の水で行いティッシュなどで吸水してから捨てるなど、面倒ではありますが、細かな処理にも気をつけてください。
塗装済ではなかった新しいコンテナをよく観察すると穴が開いている個体が1/3ほどいました。表面処理をして穴を広げたり、限界の薄さの個体に穴をあけるのは嫌だったので、今回の工法を少し見直してマスキングテープ自体を塗装して貼り付けて防水シートを再現することにしました。
コンテナを本体を白系に塗装、マスキングテープを緑系に塗装しました。緑系が濃い目にはなりましたがこんなもんかと。
このままだとツヤツヤで気になるのでもう二手間加えます。
その前にトラ70000にも二手間加えます。車輪をつけたまま床下をガイアカラーピュアブラックで塗装します。内側には伝家の宝刀焦げ茶サビを塗装。さらに艶消しクリア処理をしました。
コンテナにはそこからゴム紐をつけ(カワマタさん推奨のICテープ)、こちらにも艶消しクリア塗装をして完成です。
1両分余っているのもなんかあれなので、トラ70000をもう一両買ってきますか。
頃合いもいいのでここで筆を置かせていただきます。
北陸地区における485系の人気
お久しぶりです。
様々なことに悩殺されて体調を崩したり…
模型もまぁ捗らずといった感じですね。
最近のことをちょこちょことまとめておきます。
・最近の買い物
大きな模型をちょこちょこと、TOMIXの模型をちょこちょこ買ってます。
中古はもう買っていません。たんに寄ることが無くなり、新製品でこれだけ上質なものが出る中、5年10年前の出土品は並べるに値しないと感じてしまって非常に安くない限り買わないようにしています(ここらへんはガイドラインで書いたかもしれない)。
・最近の行動
レポートと本を書くのみになっていますね。本も書くのが中身より挿絵の方が多くなったりとどんどん分厚く、データが重くなっているのを感じますね。
といった感じで最近過ごしています。
かなり前に14系北陸を塗装まで終わらせたので、車番なり表記なりを決めて完成させた記事を書こうかなとは思っています。
私の情報なんて要らないと思うので一部の人に刺さりそうなネタについて書いて筆をおこうかなと思います。
北陸地区における485系の人気の変化
北陸地区は電化方式の関係から交直流電車の485系が走っており人気を博していました。しかしながら、国鉄末期から様々な影響で485系に大きな変化が訪れます。主変圧器に使われていた素材だとか、耐雪機能の強化、食堂車の利益など上げだすときりがありません。変化としては組成の変更、運転方式の変更、だんらんや気動車の増結といったものがあげられます。
その結果、京都所では1990年にかけて原形を保つTc100が消滅します。金沢所では雷鳥の格上といえるスーパー雷鳥、かがやききらめきといった「スーパー」を関する特急が運転開始します。金沢所と上沼垂所では専用塗色が見られるようになり、原形を保つ485系が北陸地区全体から数を減らすのです。
当時の485系の愛好家たちは物珍しさから新登場した塗色や特急を追いかけますが、原形を保つ初期車、すなわちボンネット型が減ることに危機感を覚えたようです。1999年を例に出すと、北陸地区では金沢所V編成によるはくたかや同じくR編成によるスーパー雷鳥、上沼垂所T一桁編成による雷鳥への興味は薄れ、国鉄特急色一辺倒である京都所のTc481-126を含むA09編成、更新されたものの国鉄特急色を保つ金沢所のTc489-1を含むZ01編成、廃車までほぼ原形を保ち続けた同じく金沢所のTc489-4を含むK26編成が絶大な人気を誇っていました。金沢所では原形を保つボンネット車が続々引退しており、そのような背景もあったんじゃないかと思います。入る運用のせいか金沢所のボンネットを組み込んだK編成はあまり注目されていませんでした(臨時雷鳥の際は注目されていた)。新潟所はボンネット車が引退してからよくないことだけに注目されるようになってしまいました(みだりに書いていいような内容ではないので気になる方はお手数ですが個別に聞いてください)。
特急白鳥の終焉を迎える2003/3/2以降、京都所でもボンネット車が数を減らします。前述のTc126は2001/9に早々に退場となります。Tc126に関する記述の多さはその人気を裏付けるほどの量ありました。金沢所のK27編成も引退し、Z01編成が残るまでとなりました(のちのH04編成)
2003年10月から京都所のボンネット車は運用から外れました。Tc101,103,120,122の4両は最後まで(Tc122は少し早めの離脱だけれども)走り続けました。Tc126のA09から最後まで残ったこの4両に人気は移っていきました。金沢所ではH編成が全て国鉄特急色になりしらさぎやはくたかの代走、臨時雷鳥、臨時はくたかなどで絶大な人気を誇るようになりました。
2004年からは京都所ではTsc480-2301を組み込むA10編成が注目されます。Ts489由来のグリーン車らしい小さな側面窓が人気だったようです。逆にパノラマ編成で唯一大きな窓をもったTsc481-2101の人気はTsc480-2301には幾分か劣っていたようです。窓とあっていないシートピッチやパノラマ編成の多さがあったのではないかと考えています。そんなA10編成に匹敵する人気を誇っていた編成としてはほぼ原形を保つ唯一のTc200であったTc481-228を組み込むA09編成、ひょうきん顔が特徴的なTc481-801を組み込むA02編成である。2003年まではTc481-223,253が所属していたのだが離脱してしまい、Tc481-228のみが残ることとなった。Tc481-801は金沢所からの転属車で更新などがほとんど行われておらず、スーパー雷鳥の運用から離脱し廃車寸前の時に京都所に引き抜かれてきたいわくつきの車両。どちらも北陸地区では珍しいその前面と国鉄特急色というのが人気であった(同時期に福知山所にいたTc183-801,Tc183-851も国鉄特急色の際は人気が絶大であった)。
しかし、2009年に転記が訪れる。Tc481-228を含むA09編成が183系化に伴い離脱してしまう。2010年にはA02編成、A10編成も引退してしまう。その後は電気釜顔が減っていたこともありTc481-323,326,701が人気であった。
そしてそんな485系の面影もない今、人気となっているのがTsc481-2101。とても面白いと感じるのは私だけなんでしょうか。現役当時人気が飛び抜けていたわけではないTsc481-2101に今焦点が当たる。オタクの生態というものは疑問に思うと共に非常に興味深いと感じますね。
683系4000番台を作る No.1
最近とても忙しくて模型を触ることさえ困難に…。
寒いし気が滅入っちゃいますね。
さて、今回は683系4000番台のお話。作ろうかなと素材をセコセコ集めていたわけですが、結局何がいるんだよ?となってしまったので自分なりに整理をば。
杉下右京みたく、細かいところが気になってしまうのが私の悪い癖なので、とりあえず検証しておこうという話ですね。
ということで目次。
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そもそも683系4000番台とは
方向転換が北陸新幹線開業の時に行われて、製造時は大阪向きが1号車、開業時に金沢向きが1号車になっている。T41、T42編成は製造時は3号車と5号車が入れ替わっており、09/5/25,09/7/6から以下の編成のように変わっている。683系4000番台は雷鳥で使用されていた485系の置き換えのために投入された683系の中では一番の新入り。サクッと編成を解説して本題に…。
1号車 Tsc683-4500
683系では初めての貫通構造のグリーン車。それゆえ似た構造の車両はない。
クーラーはWAU704Dを搭載する。
2号車 Tp682-4300
M683-5000とユニットを組んでいる。
1号車側にフリースペースを設けており、T683-4700と同じ構造になっている。クーラーはWAU704D、主変圧器はWTM27-G2、主整流器はWRS12-G3、パンタグラフはWPS28Dを搭載する。
3号車 M683-5000
Tp682-4300とユニットを組んでおり、M683-1000に準じた構造をしている。
主電動機の変更(WMT105A)とクーラーの載せ替え(WAU704D)、妻面を衝突に考慮した構造に変更されている。
4号車 Tp682-4400
M683-5400とユニットを組んでいる。5号車側に車椅子対応トイレ、多目的室を設置、さらに車椅子対応扉を設けている。4号車側には業務用室を設けている。クーラーはWAU704D、主変圧器はWTM27-G2、主整流器はWRS12-G3、パンタグラフはWPS28Dを搭載する。
5号車 M683-5400
Tp682-4400とユニットを組んでおり、M683-1000に準じた構造をしている。
主電動機の変更(WMT105A)とクーラーの載せ替え(WAU704D)、妻面を衝突に考慮した構造に変更されている。M683-5000とは違い、6号車側に車販準備室が設置されており業務用扉に変更されている。そのため、ドア窓がなく埋まって見える。
6号車 T683-4700
T683-2500に準じた構造をしている。5号車側にフリースペースを設けており、そこの窓寸法が異なるのが変更点である。クーラーはWAU704Dを搭載する。
7号車 T683-4800
T683-2500に準じた構造をしている。T683-4700とは異なり、5号車側には業務用室を設けている。クーラーはWAU704Dを搭載する。
8号車 Tp682-4300
Mc683-5500とユニットを組んでいる。
7号車側にフリースペースを設けており、T683-4700と同じ構造になっている。クーラーはWAU704D、主変圧器はWTM27-G2、主整流器はWRS12-G3、パンタグラフはWPS28Dを搭載する。
9号車 Mc683-5500
Tp682-4300とユニットを組んでおり、Mc683-3500に準じた構造をしている。
主電動機の変更(WMT105A)とクーラーの載せ替え(WAU704D)、妻面を衝突に考慮した構造に変更されている。
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種車の条件、種類
種車としてはKATO製683系(287,289系)を選定した。車体断面が違うことが容易に考えられるので、TOMIX製287系は考えに入れない。
1号車は面倒で工法を未だに決め切れていないので今回は考えないことにする。
まず、2,8号車から。
Tp682-4300は車体形状としてはT683-2500(または改造後のT289-2500)に非常に近い。しかしながら、車側灯の個数がTp682-4300は2個、T683-2500は異なる。さらにフリースペース設置に伴い窓を拡大する必要がある。床下としてはTp682-2200(または改造後のTp288-2200)をベースに検討する。同じ床下があればそれでもよさそう。
次に、3号車。
M683-5000はM683-1000をそのまま使うことにする。床下はM683-3400(または改造後のT289-3400)をベースに検討する。同じ床下があればそれでもよさそう。
ほぼ同じ形状の5号車。
M683-5400はM683-3400(または改造後のT289-3400)をボディ床下ともに使う。業務用室の扉が埋まっているのでこの選定。
そして6号車。
T683-4700はT683-2500(または改造後のT289-2500)をボディ床下ともに使う。フリースペース設置に伴い窓を拡大する必要がある。
同様にほぼ同じの7号車。
T683-4800はT683-2500(または改造後のT289-2500)をボディ床下ともに使う。妻面を割り切れば完全に色変えのみ。
さらに9号車。
Mc683-5500はMc683-3500(または改造後のMc289-3500)をボディ床下ともに使う。こちらも妻面を割り切れば完全に色変えのみ。
最後に4号車。
Tp682-4400はボディが難しい。あまり切り継ぎ加工が得意ではないのであれば、M286-200をベースに検討するべき。異なる点としてはまず車側灯の形状。見たことがないのでわからないが、車体断面やダンパ部分が異なるのではないかと考えている。簡単に言うと悪目立ちする可能性が非常に高い。
ではどうするか。M286-200またはM287-100(M286-200とは違い車端部の窓が埋まっている)を683系の車体に切り継ぐ方法、Tp682-2200とT683-2500を切り継ぐ方法の2種を検討している。後者がおすすめだが、後者の場合、Tp682-2200とTp682-4400は車端部から車椅子対応扉までの距離が異なる。そのため、そこを考慮したうえで切り継ぎが必要になるので正確さを追及しないのであれば完全に不向きな方法になる。
私は挑戦が好きなので失敗上等という気持ちで後者の切り継ぎをやってみようと思う。
ってことで簡単にまとめた表。あくまで簡単にまとめただけなので分かりにくいかも…。勝手に転載とか転用はやめてくださいね。コメントなりで相談してください。
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作ることのできる編成は?
これがなんやかんや一番の問題。ここは見落としがちなのだけれど、主電動機と主整流器にメーカー差が…。KATO製は主電動機が三菱、主整流器が東芝。
妻面を考えるとT41のみ唯一異なる。LEDを考えるとT52のみ唯一異なる。
床下のみを考えるとT41,T43,T44,T47,T49,T51が製作可能。
妻面を考えるとT41は除外(どっちみち妻面違うか)。
細かくまとめたものも作ったので気になる人はコメントなりアンケートで連絡をくださいね。
- とりあえずの今後
種車を集めて…。どうしようか(笑)
間違っているところあったら教えてください。
以下アンケートになっています。許可が得られない限り公表しないので、好き放題書いて送ってください(送っていただけるだけでうれしいので…)