北陸地区における485系の人気

お久しぶりです。

様々なことに悩殺されて体調を崩したり…

模型もまぁ捗らずといった感じですね。

 

最近のことをちょこちょことまとめておきます。

・最近の買い物

大きな模型をちょこちょこと、TOMIXの模型をちょこちょこ買ってます。

大きな模型はオーストリアTOMIXは北陸メインですね。

中古はもう買っていません。たんに寄ることが無くなり、新製品でこれだけ上質なものが出る中、5年10年前の出土品は並べるに値しないと感じてしまって非常に安くない限り買わないようにしています(ここらへんはガイドラインで書いたかもしれない)。

 

・最近の行動

レポートと本を書くのみになっていますね。本も書くのが中身より挿絵の方が多くなったりとどんどん分厚く、データが重くなっているのを感じますね。

 

といった感じで最近過ごしています。

かなり前に14系北陸を塗装まで終わらせたので、車番なり表記なりを決めて完成させた記事を書こうかなとは思っています。

 

私の情報なんて要らないと思うので一部の人に刺さりそうなネタについて書いて筆をおこうかなと思います。

 

北陸地区における485系の人気の変化

北陸地区は電化方式の関係から交直流電車の485系が走っており人気を博していました。しかしながら、国鉄末期から様々な影響で485系に大きな変化が訪れます。主変圧器に使われていた素材だとか、耐雪機能の強化、食堂車の利益など上げだすときりがありません。変化としては組成の変更、運転方式の変更、だんらんや気動車の増結といったものがあげられます。

その結果、京都所では1990年にかけて原形を保つTc100が消滅します。金沢所では雷鳥の格上といえるスーパー雷鳥、かがやききらめきといった「スーパー」を関する特急が運転開始します。金沢所と上沼垂所では専用塗色が見られるようになり、原形を保つ485系が北陸地区全体から数を減らすのです。

当時の485系の愛好家たちは物珍しさから新登場した塗色や特急を追いかけますが、原形を保つ初期車、すなわちボンネット型が減ることに危機感を覚えたようです。1999年を例に出すと、北陸地区では金沢所V編成によるはくたかや同じくR編成によるスーパー雷鳥、上沼垂所T一桁編成による雷鳥への興味は薄れ、国鉄特急色一辺倒である京都所のTc481-126を含むA09編成、更新されたものの国鉄特急色を保つ金沢所のTc489-1を含むZ01編成、廃車までほぼ原形を保ち続けた同じく金沢所のTc489-4を含むK26編成が絶大な人気を誇っていました。金沢所では原形を保つボンネット車が続々引退しており、そのような背景もあったんじゃないかと思います。入る運用のせいか金沢所のボンネットを組み込んだK編成はあまり注目されていませんでした(臨時雷鳥の際は注目されていた)。新潟所はボンネット車が引退してからよくないことだけに注目されるようになってしまいました(みだりに書いていいような内容ではないので気になる方はお手数ですが個別に聞いてください)。

特急白鳥の終焉を迎える2003/3/2以降、京都所でもボンネット車が数を減らします。前述のTc126は2001/9に早々に退場となります。Tc126に関する記述の多さはその人気を裏付けるほどの量ありました。金沢所のK27編成も引退し、Z01編成が残るまでとなりました(のちのH04編成)

2003年10月から京都所のボンネット車は運用から外れました。Tc101,103,120,122の4両は最後まで(Tc122は少し早めの離脱だけれども)走り続けました。Tc126のA09から最後まで残ったこの4両に人気は移っていきました。金沢所ではH編成が全て国鉄特急色になりしらさぎはくたかの代走、臨時雷鳥、臨時はくたかなどで絶大な人気を誇るようになりました。

2004年からは京都所ではTsc480-2301を組み込むA10編成が注目されます。Ts489由来のグリーン車らしい小さな側面窓が人気だったようです。逆にパノラマ編成で唯一大きな窓をもったTsc481-2101の人気はTsc480-2301には幾分か劣っていたようです。窓とあっていないシートピッチやパノラマ編成の多さがあったのではないかと考えています。そんなA10編成に匹敵する人気を誇っていた編成としてはほぼ原形を保つ唯一のTc200であったTc481-228を組み込むA09編成、ひょうきん顔が特徴的なTc481-801を組み込むA02編成である。2003年まではTc481-223,253が所属していたのだが離脱してしまい、Tc481-228のみが残ることとなった。Tc481-801は金沢所からの転属車で更新などがほとんど行われておらず、スーパー雷鳥の運用から離脱し廃車寸前の時に京都所に引き抜かれてきたいわくつきの車両。どちらも北陸地区では珍しいその前面と国鉄特急色というのが人気であった(同時期に福知山所にいたTc183-801,Tc183-851も国鉄特急色の際は人気が絶大であった)。

しかし、2009年に転記が訪れる。Tc481-228を含むA09編成が183系化に伴い離脱してしまう。2010年にはA02編成、A10編成も引退してしまう。その後は電気釜顔が減っていたこともありTc481-323,326,701が人気であった。

そしてそんな485系の面影もない今、人気となっているのがTsc481-2101。とても面白いと感じるのは私だけなんでしょうか。現役当時人気が飛び抜けていたわけではないTsc481-2101に今焦点が当たる。オタクの生態というものは疑問に思うと共に非常に興味深いと感じますね。